受験人口の減少で偏差値の低い大学は、学費さえ払えば誰でも入学できると思えるような状況になりつつありますが、難関大学では全く入学しやすくなってないのが実情です。そんな中でも関西の難関私立大学「関関同立」関西、関学、同志社、立命館について試験日と試験会場から穴場日程を分析してみたので志望する学部と各大学の試験日程から考えてみて下さい。個人的な経験値(身の回りの知人が受験した結果)では、それほど間違ってないように思っています。

分析の考え方としては、関関同立で他大学と重複する日程は競争率が緩和される傾向になる。各大学とも地方にも試験会場を設定してますが、地方試験が実施されない日程の方が受験者が少しでも減るので競争が緩和されるという推測から分析しています。

関関同立の穴場日程

・同志社大学
安全圏~実力相応の場合、特に狙い目はありません。関西私大のトップなので素直に希望の学部を受験しましょう。但し、しいて言えば、立命館大学と日程が重複する日は、受験者が分散し若干、競争が緩和する可能性はあり。挑戦の場合は、立命館など他大学と重複する日は、どちらを受験するか迷う事になるかと思います。
・立命館大学
挑戦の場合、学部によるが同志社大学と日程が重複し、かつ試験会場の設定が少ない2/7~2/9が狙い目となります。学部個別入試(2/7)が合格し辛いと分析しているサイトもありますが、身の回りの知人たちの結果では、逆に狙い目だったと感じる結果でした。実力相応の場合は、同志社大学を挑戦するのか迷う事になりますね。
・関西学院大学
挑戦の場合、2/3、2/4が狙い目となります。ライバルの関西、立命館と日程が重複し、関学の試験会場の設定が少ない事が理由です。また、関西学院大学の場合は、同志社大学との重複しても影響は小さいと推測します。
・関西大学
挑戦の場合、2/1、2/2が狙い目となります。関学、立命館と日程が重複し、かつ試験会場の設定が少ない事が理由です。また、関西大学の場合は、同志社大学との重複はあまり関係ないでしょう。

ちなみに関関同立の場合、すべての大学で共通テスト入試が穴場だと言われています。但し、基本は共通テスト受験前の出願となるので金銭的に許されるなら、どの科目で高得点になるか分からないので科目数パターンおよび出願する大学とも多めに出願した方が安心できるでしょう。但し、多数に出願しても共通テストで予想外に失敗した場合は、合否判定前に捨て金だったと確信する事になってしまうのは辛いかも知れません。

何かと大学の難易度やランキングをブログに記載してますが、世間一般的には、関関同立以上なら、十分に難関大学だと言えます。また、以下に記載のある大学群であれば、最難関レベルに限らず、東海地区や九州地区の大学も難易度上位として含まれてきます。

早慶:早稲田、慶応
上理:上智、東京理科
GMARCH:学習院、明治、青学、立教、中央、法政
関関同立:関西、関西学院、同志社、立命館
産近甲龍:京産大、近畿、甲南、龍谷
南愛名中:南山、愛知、名城、中京
日東駒専:日本、東洋、駒沢、専修
西福APU:西南学院、福岡、立命館アジア太平洋

ちなみに一般入試の試験で当然、人それぞれ個人の考え方によりますが、国公立大学は、受験機会が少ないので確実に合格したい場合は、どうしてもランクを下げてしまうので少々、もったいないですよね。









進学塾などの公表している偏差値についてリンクを貼ってみましたが、駿台は会員のログインが必要なのでリンクを貼ってませんのでご了承下さい。

ちなみに実際に大学受験する方は、大学の序列や偏差値ランキングをあまり気にせず勉強に励んだ方が良いと思います。難易度を知ったり、狙い目の大学を調べたりで学力が上がる訳ではありません。とりあえず、今回の記事が誰かの参考になれば幸いです。