友人から、紅茶好きの私に熟成茶とう紅茶の土産を頂きました。
熟成茶-1

パッケージに「熟成茶」と書いてありますが、紅茶とも書いてあります。

熟成茶-2熟成茶-3

・製造者
丸十製茶(有)
浜松市北区引佐町渋川2144-1

お茶を発酵させて紅茶になるのは、何となく知ってるものの熟成とはどんな事なのか気になりますよね。

まずは、お茶の種類について確認してみます。
収穫した茶葉をどれくらい「発酵」させるかでお茶の種類が決まります。
無発酵茶:緑茶
半発酵茶:烏龍茶
全発酵茶:紅茶
といった分類ですね。
緑茶の発酵度合いが0%とすると烏龍茶が1〜99%、紅茶が100%といった感じです。

「発酵」
微生物によって体に良い成分を得る(有益)な変換を発酵と言います。逆に無益な場合は腐敗です。科学的な現象として発酵と腐敗は同じですが、良い事なら発酵と言われます。
「熟成」
貯蔵することで非酵素的に良い香りを生成させることを熟成と言います。お茶の場合、無酸素状態で保存すると発酵のように良い香りが生成します。酵素が関与しない有益な変換「熟成」と言います。熟成の反対で無益な変換は、酸化で起きる劣化です。

 今回、頂いた熟成茶ですが、ティーパックになっていて作り方も手軽な紅茶そのもの。やっぱりティーカップが似合うという事で湯のみは選択しませんんでした。飲んでみた感想は、普通に紅茶と何も変わらない感じでした。もう紅茶そのものです。普通に紅茶としての良い香りもあり、飲んでも紅茶そのもので美味しい。あまり色々な所で売ってる印象もないですが、見かけたら是非、お試し下さい。紅茶が好きな方におススメです。