ajisai

 先日、我が家にカタツムリ(蝸牛)が現れた記事を書きましたが、カタツムリといえば紫陽花のイメージがあるというご意見を頂きました。確かに写真やイラストで紫陽花の葉にカタツムリがいる印象があります。そこで、まずは、幸運にも近所に紫陽花があったので紫陽花の写真。素人が携帯で撮影したのですが、この日も雨上がりで紫陽花が雨上がりに似合ってる印象です。ところが、ここで疑問が、、、、紫陽花の葉に本当にカタツムリがいるのか?
 紫陽花の葉には毒があり、カタツムリに限らず害虫もほとんどいないのが現実のようです。梅雨から連想されるイメージにカタツムリや紫陽花があり、人がそれを組み合わせて映えを狙ったのでは?と推測されます。カタツムリは、殻を作るのにカルシウムが必要で、それでコンクリートによく出現するという事のようです。何故、家の玄関口に来るの?という疑問が解決しました。ただ、ネットでは紫陽花の葉にカタツムリがいたのを見たという意見もあり、紫陽花の葉にカタツムリが絶対にいないという事でではなく、カタツムリが好んで紫陽花に寄って行く訳ではないという事だと思います。

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 ところでカタツムリには、寄生虫がいて絶対に食べない(生食は論外)、触った後は手を良く洗うようにするなどの注意が必要と以前の記事に書きましたが、アルプスの少女ハイジというアニメに登場する犬(ヨーゼフ)がカタツムリを食べる映像を見た事があるでしょうか?カタツムリやナメクジ、カエルなどには、広東住血線虫という寄生虫がいる可能性もありヨーゼフが食べていたのは超ハイリスクという事が言えます。犬や猫が、もしも広東住血線虫のいるカタツムリやナメクジを食べると人間と同じく寄生虫で死んでしまう可能性が高いです。また、カタツムリから人に感染する危険性は、カタツムリやナメクジが動き回った野菜などを洗わずに食べたりで感染してしまうリスクがあるようです。本来、広東住血線虫が寄生したカタツムリをネズミが食べて、ネズミの糞を食べたカタツムリ(またはナメクジ)に寄生してとサイクルするようです。
 まさか、食べる人はいないと思いますが、悪ふざけして食べてしまうと寄生虫で死んでしまう事だってあり得ますので、子供たちが悪ふざけして食べたりしないように知識を持たせておいた方が懸命かも知れません。特にカタツムリは、子供がかわいいと言って触る事もあるので後からしっかり手を洗うように教えましょう。
 まとめです。紫陽花(あじさい)と蝸牛(かたつむり)の組合せはめったに見る事も出来ないと思いますので、もしも実際に見つけたら映える写真になるのでシャッターチャンスです。但し、そういう写真やイラストの存在が紫陽花と蝸牛のイメージを作り上げたのかも知れないというのが紫陽花&蝸牛イメージを連想させる事になったと思われるという結論です。